ゼロ秒思考【行動編】を読んで

ゼロ秒思考【行動編】を読み始めた訳

TOEICの勉強はそれほど、はかどっていないのだが
そればかりだと気が滅入ってしまうので
たまには読書をと思い、赤羽 雄二氏の『ゼロ秒思考【行動編】』を読むことにした。
赤羽氏のゼロ秒思考シリーズはこれで3冊目であり
1冊目からの読者としては、期待して読み始めた本である。

2冊目はいまいちだったと記憶しているが
1冊目の毎日のメモ書きを続けると頭がクリアーになっていき
どんどん進化するというのは、本当にそうだと思う。
自分ではわかっていたつもりだったのが
意外とメモが書けないと、実はよくわかっていなかったということが
わかってしまい、それが気づきとなって
明日からのアクションが変わる気がする。

残念ながら赤羽氏が提唱する、1日10枚のメモには
遠く及ばないが、1日1枚はメモを書くようにしている。
こうすることで、暗黙知が形式知に代わり
やることが明確になったり、気づきが増えたり
くだらないことに悩んでいたことに気が付いたり
と前よりもよくなっていることが多いと実感している。

ただ、思考の深みというか
メモはしているものの、単純な気づきが多く
※単純な仕事を部下に頼むようになった
いまいち伸び悩みというか、自分に物足りなさがあることも事実。
メモの数が足りていないということもあるかと思うが
それだけではないような気がする。
という悩みから、期待してこの本を読み始めた。

オプションとフレームワーク

一番期待したのはオプションとフレームワークで
オプションとは何ぞやという期待から、楽しみにしていた。
フレームワークについては以前から知っていはいたものの
なかなか上手なフレームワークを書くことができず
悩んでいたので、上達のヒントを期待していた。
特に、自分は軸の設定に問題があると思う。
どうも軸がぼやけている。パッとしない。
縦軸と横軸のラベルがいまいちだと、フレームワークを書いても
だから何?って感じになってしまうので
何かヒントが欲しいと思っていたところだ。

一読した感想

オプションについては、例がよくないと思う。
分かりやすいように、家族旅行を例に説明してくれるのだが
オプションと大袈裟にいうほどのことでもないだろうと思ってしまう。
オプション=選択肢ってことなんだけど
選択肢の上げ方と評価の仕方で仕事効率が上がるのがピントこない。
多分、家族旅行の例がよくない。
ビジネスの現場で実際にオプションを使って取り組んだ事例を上げて
説明してくれた方がよかった。

フレームワークについて、上達方法を期待したのだが
それについてはあまり言及がなく
要は、たくさん書けば上達するという内容で
この点は非常に残念だった。
著者もフレームワークはどうしたら上手く書けるか
苦労したようで、色々な先輩の上手なフレームワークを集めては
研究したようだが、どうにも分析してもコツが分からなかったとのこと。
個人的にはこうした上手なフレームワークの研究は
無駄ではなく有効なんだけど、あまり本人はそれは重要ではなく
とにかく、練習あるのみとのことだが
自分では書いても書いても、明後日の方向に進んでいるような気がして
仕方ないので、せめて軸の設定方法だけでも
アドバイスをもらえるとありがたいのだが・・・・。

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