英語でお疲れ様を表現する

どうしても今日は早く帰りたいのだが
現地スタッフがまだ仕事をしているので
ちょっと帰りにくいなーって時ありますよね。
どのように声をかけたらよいですかね。

剛さん

自分の仕事にちょうど区切りがついたので、今日は定時で帰ろうかなーと思う日に限って、なぜか現地スタッフが残業しているので帰りにくいんだよね。どんな言葉をかければよいのかな?
お先に失礼しますは、英語で『See you tomorrow.』だけど。

美希先生

剛さん

そうではなくて部下に対する気遣いが伝わるフレーズが知りたいのだけど。日本語で言う『お疲れ様です』みたいなフレーズは英語にはないの?
英語にはずばり『お疲れ様です』に該当する言葉はないね。さっきの例だと、『Don’t work too hard.』がいいんじゃない。『お疲れ様です』という言葉には、ハードワークに感謝するとか、ねぎらいの意味があるから、それなら『Thanks for your hard working!』など色々あるけど、帰りの際に言う挨拶ではないかもね。

美希先生

英語で帰りの挨拶をする

『お疲れ様です』という言葉には、色々な意味があるけど
『お疲れ様です。お先に失礼します。』という使い方もしますよね。
海外では定時に帰ることが基本なので
仕事が終わったら、気兼ねなく帰るのが普通。
仕事を終えたら、お決まりのフレーズを伝えて帰りましょう。

帰りの挨拶
・Let’s finish up here.
→今日はここまでにしましょう。

・See you tomorrow.
→また明日。

・I’m leaving.
→帰りますね。

・I’m sorry, but I need to leave now. 
→申し訳ありませんが、帰ります。

・Take it easy. 
→気をつけてね。

・Let’s call it a day.
→今日はこれで終わりにしましょう。

・I’m leaving. See you tomorrow! Take care.
→今帰るところ。また明日。

・I’m going home, See you tomorrow.
→帰りますね。

・If there isn’t anything urgent, I’d like to call it a today.
→もし緊急案件がないなら、今日はこれで帰りますね。

・Have a nice weekend.
→よい週末を。

家に帰るは、『I’m going home』と言います。
『go back home』と言うと、実家に帰るというニュアンスになるので
注意が必要ですね。

『call it a day』はこれで終わりにする
という意味でよく使います。
TOEICのヒアリング問題でもよく出題されますので
これを気に覚えておくと便利ですよ。

日本でいう『花金』に一番近いフレーズが
『Thank God, It’s Friday.』です。
直訳すると『神様ありがとう、今日は金曜日だ』という意味ですが
ニュアンスは、この1週間が無事に終わり
明日は休みだという感謝の意味します。
メールやSNSでは略して『TGIF』と表現します。

注意
今日はこの辺で終わりにしましょうを『Let’s finish.』と言ってしまうと
それはこの仕事を途中で切り上げるのではなく、最後まで
残って仕事をしてやり終えたいという意味なので
まったく逆のことを伝えてしまいます。
今日はひとまず帰りましょうは
『Let’s finish up and go home.』と伝えましょう。

英語で部下や後輩をねぎらう

頑張ってくれた部下や後輩をねぎらうとき
日本語には『お疲れ様』という便利な表現がありますが
英語の場合は、状況に応じてフレーズの使い分けが必要ですね。
基本は頑張ってくれたことに対して
感謝の気持ちを伝えればよいのです。

部下や後輩をねぎらう
・Thank you for your great work.
→いい仕事だったよ。

・Thanks for your hard working!
→お疲れ様でした。(あなたの頑張りに感謝)

・Great job.
→よい仕事でした。

・You must be worn out today.
→今日は大変でしたね。

・Well done!
→よくやった!

・You must be tired today!
→今日は本当に疲れたでしょう。ご苦労さまでした。

・I’m really impressed with your hard work.
→あなたの勤勉なところは非常に感心します。

・You have worked hard today. Thank you.
→今日はがんばってくれました。ありがとう。

がんばって働いてくれたことに感謝の気持ちを
伝えるのですから、一番メジャーなフレーズは
『Thank you for~』ですね。
これで〜してくれてありがとう。と感謝の気持ちを
伝えることができます。

同僚や部下の頑張りを理解していることを伝えるには
『You must be tired.』『You must be exhausted, but great job.』
というフレーズも便利ですね。

上司や先輩に感謝の気持ちを伝える

先ほどのような、部下や同僚が相手ではなく
目上の方にアドバイスや協力してもらって
何か仕事を成し遂げた時も、日本語では
『お疲れ様でした。』と言うときがありますよね。
このような状況では、以下のようなフレーズが便利です。

感謝の気持ちを伝えるフレーズ

・Thank you for your help, I really appreciate it.
→助けていただきありがとうございます。本当に感謝しています。

・This must be a lot of work.It was very amazing.
→本当に大変だったと思います。驚きです。

・I have learned a lot from you today.
→今日はたくさん学ばせていただきました。

・Thank you for your advice today.
→今日はアドバイスをいただきありがとうございました。

・Thank you for your guidance and support.
→指導とサポートに感謝します。

・Thank you very much for your valuable opinion.
→貴重な意見をありがとうございます。

・Thank you for your support and encouragement.
→サポートと励ましに感謝します。

感謝を表現するフレーズですので
『Thank you for〜』という形が基本になりますね。

同僚への挨拶

『お疲れ様です。』は、同僚で廊下ですれ違った際に
挨拶として言うことがありますよね。
これを英語で表現すると、以下のようなフレーズになりますね。

同僚への挨拶
・How are you doing?
→お元気ですか。

・How was your weekend?
→週末はどうだった。

・What are you up to today
→今日は何をしているの。

・How are things?
→調子はどうですか。

・Are you all right?
・調子はどうだい。

・How’s everything?
→調子はどうですか。

可能なかぎり現地スタッフに声をかけて
仕事は順調か、悩みを抱えていないか
気配りができると良いですね。

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