英語でプレゼンテーションをおこなう

お客様へ新製品の紹介に行ったり
事業説明に行く機会ってありますよね。
勝手を知った日本語でも効果的なプレゼンは難しいのに
英語となれば、その難易度はさらに高まるもの。
今日はそんな英語でプレゼンの準備方法についてです。

剛さん

英語でプレゼンをすることになったのだけど、緊張するなー。
英語であってもプレゼンの基本は同じ。まずは日本語でもよいからプレゼンの骨格を作ることね。

美希先生

よいプレゼンとは?

プレゼンの構成を考える上でもっとも大切なのは
あなたのプレゼンを聞くのは誰か?ということです。

誰に向けてのプレゼンか?

    大切なことはプレゼンを聞く人を知ることです。
    特に以下の3点が重要です。

  • プレゼンを聞く人のニーズ
  • プレゼンを聞く人の責任と権限
  • プレゼンを聞く人の前提知識

いわずもがな、上記の3点は非常に重要です。

You have to learn about the audience’s needs to whom you’ll be speaking.
プレゼンの目的はプレゼンを聞いた後に何らかの
アクションをおこしてもらうことなので
まずは、聞く人のニーズを捉えていないと
的外れなプレゼンとなってしまいます。

You have to learn about the audience’s responsibility and authority.
また、たとえニーズを満たしていても
権限のない人に向かってプレゼンをしても意味がありません。
課長クラスが相手なのか、部長クラスまたはそれ以上の人なのか
事前にしっかり確認しましょう。

What do you want audience to do after your presentation.
最後にプレゼン後、プレゼンを聞いていた人に
何をしてほしいのか描くことが大切です。
話はよかったけど、結局何をすれば良いの?
とならないように、最終ゴールから逆算して
戦略的なプレゼンをおこないましょう。

上記の3つが固まったら
時間配分と話す内容の取捨選択を始めます。

How long is your presentation?
あなたに与えられた時間は何分なのかしっかり確認しましょう。
時間オーバーは聞き手の印象をかなり悪くします。
そのためにも与えられた時間に合わせた
話すテーマの取捨選択がポイントになってきます。

Select a topic
聞き手の関心をもっとも引くことができる
テーマを選択しましょう。
また、同じテーマを選択しても
『分かりやすさ』や『親しみやすさ』は異なるものです。
スライドを工夫して聞き手が関心をもてる
飽きることのない内容にしましょう。

プレゼンはどのような構成がよい

プレゼンをする内容が固まってきたら
次はプレゼンの構成を考えていきます。

プレゼンの構成もっともよいとされているのが
以下の構成です。

プレゼンの構成
①序論(Introduction)
②本論(Main Body)
③結論(Conclusion)

この Introduction-Main Body-Conclusionの形が
一番聞く人に伝わる形となっています。
序論で、まず何を伝えたいのかアウトランを提示して
本論でその根拠・詳しい内容を伝えます。
そして最後に結論を提示します。

本論の準備はどうやって進めるの

序論ー本論ー結論の形がよいと説明しましたが
プレゼンの準備は
本論(Main-Body)から始めた方がよいです。
一番伝えたいのはこの本論ですし
この本論に説得力がないと
聞き手も反応しません。
それゆえ、この本論で使用する
客観的な事実(Hard facts and figures)
は極めて大事な要素となります。

その他にあなたのプレゼンの説得力を
向上させるには
専門家の引用(Read quotes from experts)
も欠かせないでしょう。

また個人の経験(Relate personal experiences)
も詳細に記載できるなら有効ですね。
個人の経験は何と言っても説得力が
増しますので。

この本論ではさらにサポートとし
視覚の面からアピールできる
画像の準備やグラフ・チャートの準備もおこないます。
視覚的にもアピールすることで
説得力のあるプレゼンにしましょう。

序論に記載する内容はどんなものが良い

本論が固まった後は
序論(Intoroduction)を作成していきます。
序論は以下の内容で構成されます。

序論の構成
①自己紹介(Self-introduction)
②プレゼンの目的(Objective of introduction)
③プレゼンの概要(Outline of presentation)

Let’s introduce yourself(自己紹介)
まずは、自己紹介です。
あなたのプレゼンを聞く人は
あなたのことを知っているとは限りません。
あなたのこと・会社・製品のこと
を簡潔に伝えましょう。

The purpose of today’s meeting is〜(プレゼンの目的)
次に伝えるのはプレゼンの目的です。
このプレゼンを聞くことで何を知ることができるのか
関心を持つことができる内容なのか
はっきり示しましょう。

Let’s look at today’s agenda.
プレゼンの概要を伝えましょう。
こうすることで、聞き手はメインの箇所を
スムーズに集中して聞くことができます。

My presentation will last〜.
ここでは、プレゼンの所要時間を
伝えておくと良いでしょう。
こうすることで聞き手は予定をたてることができます。

質問を随時受付するのか
それとも後でまとめて質疑応答するのか
ここではっきりさせておくのも良いでしょう。

こうすることで聞き手は話に集中すべきなのか
それとも質問があればその場で言えばよいのか
心構えができるからです。

結論は簡潔に

結論部分は、本論で述べたことの
おさらいです。
ここでもう一度、本論で述べたことの
ポイントを伝えます。

ここでのひと押しが
次のアクションに繋がりますので
ここが非常に大切なポイントとなります。

結論の構成
①終わりが近づいたことを告げる(Reaching the end of presentation)
②本論の要約(Summarize the main points)
③聞き手にアクションを促す(Ask you to do)
④お礼を言う(Thank you)
⑤質疑・応答(Question and Answer)

プレゼンの準備まとめ

プレゼンをする前には必ず以下の3つの要素を押さえます。

プレゼンをする前に
  • プレゼンを聞く人のニーズ
  • プレゼンを聞く人の責任と権限
  • プレゼンを聞く人の前提知識

プレゼンの構成は下記の3つがよいので
これを参考に準備すると良いでしょう。

プレゼンの構成
  • 序論
  • 本論
  • 各論

プレゼンテーションについて、まずは
準備の仕方、構成について説明しました。
今後は、それぞれのパートでよく使うフレーズを
紹介していきたいと思います。

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