英語でプレゼンをする【本論編② 自社の紹介】

プレゼンのポイントは色々聞いたけど
実際にいざ、作成しようとすると
何から初めてよいか分からないなんてことないですか。
具体例をみながら、真似していくことが
上達への早道ですよね。

剛さん

具体的なサンプルをみながらプレゼンのコツを教えてもらえると助かるのだけど・・・。
それも一理あるわね。サンプルを見ながら、自社ならどうするか具体的に考えていくのもいいわね。

美希先生

サンプルスライドを見ていこう

今回のサンプルスライドは福岡に本社があるスーパーマーケット会社の紹介スライドです。(もちろん架空)
近年、アジア諸国に進出し海外展開を手がけているので海外向けのプレゼンも増えてきました。

美希先生

剛さん

業種は違えども境遇はなんとなく自社に似ているな・・・。
1枚目のスライドはプレゼンの表紙ね。ここからプレゼンが始まります。

美希先生

剛さん

なんか凄いシンプルだね。もう少し書き加えた方がよいのでわ。
これくらいシンプルな方がいいわよ。1スライド1テーマの原則を忘れないでね。

美希先生

剛さん

そうだったね。1スライドに色々盛り込むとかえってわかりにくくなるんでした。

2番目のスライドはこの会社が提供するものは何かを伝えるスライドです。社是や社訓を用いると良いわよ。

美希先生

剛さん

なるほど。会社の社是はその会社の哲学ですからね。最初にしっかり主張しておきたいですね。

3枚目のスライドは会社の概要を紹介しています。ここでは使っていませんが、背景に本社の様子や店舗の写真を載せてもよいですね。

美希先生

剛さん

なるほど。ビジュアルでアピールも大事ですよね。

4枚目は会社のスタンスを紹介しています。この会社はスーパーですからお客さんの声を大切にし、会社の改善に活かしていることをアピールしています。それでは具体的なスクリプト例を見ていきましょう。

美希先生

会社の社是・モットーを紹介する

それでは具体的に1枚目のスライドから見ていきましょう。

【1枚目】

ABC inc.
We want to be sincere with our customers.
→ABC社
→我々はお客様に誠実でありたい。

まずは会社紹介ですね。
この会社のメッセージを添えるとよいでしょう。

サンプルスクリプト
・I’m going to start with introducing our company.
→会社の紹介から始めさせていただきます。

・Let me start by introducing our company.
→会社の紹介から始めさせていただきます。

・We want to be sincere with our customers.
→我々はお客様に誠実でありたいをモットーとしています。

本論の始まりはお決まりのフレーズ
『I’m going to start with〜』や
『Let me start by〜』を利用しましょう。

【2枚目】

・Corporate creed
→社是

・We are closer to our customer by utilizing technology.
→我々はテクノロジーを利用することで、よりお客様に身近な存在となります。
・We constantly creates new value.
→我々は常に新しい価値を提供します。
・We address the needs of ever customer.
→我々は全てのお客様のニーズに応えます。

社是を利用して、会社の方針を聞き手に伝えます。
スクリプトは
『Our mission is to be more closer to our customer〜.』
などを使ってもよいかもしれませんね。

会社の概要を紹介する

【3枚目】

次のスライドは会社の概要を紹介しています。
会社の概要といえば、以下のものを紹介することが多いです。

会社の概要

  • Founded
  • →会社の設立日

  • Employees
  • →従業員数

  • Head office(Headquarters)
  • →本社

  • Overseas office
  • →海外拠点

  • Sales
  • →売上

  • President(Director)
  • →役員

それでは具体的にスライドを見ていきましょう。

箇条書きで会社の概要を全て載せてもよいですが
できれば伝えたいことを3つくらいに絞って
スライドにはポイントだけを載せて
スクリプトで補正するのが良いでしょう。

Our company was founded in 1990.
We served as infrastructure considered indispensable to local community.

We will do this constantly remaining side by side with customers in the pursuit
of convenience by providing products and services.

We have over 500 employees in our company worldwide.
Our headquarters are located in Fukuoka, Japan, and we operate from 20 different
shops in 6 different countries:
Japan, Philippines, China, Malaysia, Indonesia, and Thailand.

Our retail sales increased by 10% to ¥200 billion
in fiscal year 2018, compared with 2017.

サンプルスクリプトの訳
弊社は1990年に設立されました。
地域の欠かせないインフラとして活動しています。

お客様の利便性を追求した商品やサービスを提供することで
お客様に寄り添ったサービスを提供し続けています。

弊社は世界中に500名の社員がおります。
本社は日本の福岡県にあります。弊社は6ヶ国20店舗を運営しています。
日本、フィリピン、中国、マレーシア、インドネシア、タイです。

2018年度の売上は前年比10%増の200億円でした。

〜年に設立は
『Our company was founded in〜』
もしくは
『Our company was established in〜』
といいます。

本社の所在地は
『Our headquarters is located in〜』
もしくは
『Our head office is located in〜』
といいます。
これもワンパターンなのでこのフレーズは
覚えた方がいいですね。

従業員の数は単純に
『We have over XXX employees』
で十分です。

会社のモットーアピールしよう

【4枚目】

会社の概要は定性的な数値等で
会社のオリジナリティーや他社との差別化要因となることは
少ないのですが、会社のモットーや
オペレーションの独自性は
他者との差別化につながるので、積極的に
アピールしていきましょう。

小売業はアマゾン等のインターネットを利用した
小売業社が力をつけているので
非常に激戦な市場です。

この厳しい市場に打ち勝つためには
他社ではできない、きめ細かな顧客対応が
欠かせません。

その点をアピールしてみました。

Customer are changing every day.So We thought that We had to respond to change while strengthening fundamentals

We will parlay customer feedback and behavior into the development of new products and services.
This stance dates back to our earliest days in business.
It is indeed, an enduring component of our corporate DNA.

Any action, such as changing the product mix or reimagining the sales floor,
is sure to elicit a reaction from customer.

PDCA cycle lets us pinpoint issue in need of attention, then allow us to suggest possible responses, execute the results concrete measures verify to subsequent measures.

サンプルスクリプトの訳
お客様の要求は毎日変わります。
我々は基本作業の徹底をすることで、変化へ対応するこが必要だと考えてきました。

我々はお客様からのフィードバックを元に新製品の開発やサービスを提供しています。
この考えは設立当初からのものです。
ですので、この考え(お客様の声を元に新製品の開発やサービスをすること)
がDNSとして浸透しています。

例えば商品の売場や商品を入れ替えすれば
必ずお客様からの反応があります。
課題を認識し、仮説をおって具体的なアクションをおこし
そこで得た成果をさらに次のアクションに結びつけることが
様々な成果を生み出しているのです。

具体的なサンプルを参考に
プレゼンのスライドおよびスクリプトを作りました。
どのような業種であっても
使えるフレーズがいくつかあると思いますので
参考になれば幸いです。

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